熊本県 時短要請10日から熊本市全域に拡大 重点措置適用要請へ

熊本市を中心に新型コロナの感染がさらに拡大するおそれがあるとして、熊本県は、酒類を提供する飲食店などへの時短要請について、週明けの10日から対象を熊本市内全域に広げるとともに、政府に対し、まん延防止等重点措置の適用を要請する方針を決めました。

熊本県は7日、急きょ、新型コロナウイルスの対策本部会議を開きました。

この中では、熊本市の新規感染者が6日の速報値で60人と、第4波で最多となり、市内の病床使用率が75%に達していることなどが報告されました。このため県は独自の「蔓延防止宣言」を出して熊本市への対策を強化することを決めました。

具体的には、現在行っている熊本市中心部の酒類を提供する飲食店などへの営業時間短縮の要請について、週明けの10日から対象を市内全域に広げます。そして、当初12日までとしていた期間を今月末までに延長し、営業時間は1時間前倒して午後8時までとします。

さらに蒲島知事は、10日に政府に対して熊本市へのまん延防止等重点措置の適用を要請する考えを明らかにしましました。

また、会議では、福岡県が緊急事態宣言の対象地域に追加されることを受けて、隣接する荒尾市など有明保健所管内の6つの市と町の酒類を提供する飲食店などへの時短要請を今月末まで延長することも決めました。

蒲島知事は「第4波を抑え込めるかどうかは一人一人の意識や行動にかかっている」と述べ、特に熊本市では午後8時以降、不要不急の外出自粛を徹底するなど協力を呼びかけました。