兵庫県 大規模施設 土日は休業 平日は午後7時までの時短を要請

緊急事態宣言が延長されることを受けて兵庫県は、延長後の新たな措置を決定しました。
デパートなどの大規模な施設については、平日は午後7時までの営業時間の短縮を、土曜日と日曜日は休業を要請するとしています。

兵庫など4都府県の緊急事態宣言について、政府が期限を31日まで延長することを受け、兵庫県は対策本部会議を開き、延長後の12日から適用する新たな措置を決めました。

この中では、生活必需品を販売する小売店などを除き、建物の床面積の合計が1000平方メートルを超える施設に対して行っている休業要請を緩和し、平日は午後7時までの営業時間の短縮を、土曜日と日曜日は引き続き休業を要請します。

政府の基本的対処方針では、大規模施設について、曜日にかかわらず午後8時までの営業時間の短縮を要請するとしていますが、兵庫県は、土日や夜間の人の流れを引き続き抑制するため、より厳しい措置としたとしています。

また、酒やカラオケ設備を提供する飲食店などへの休業要請や、酒を提供しない飲食店への午後8時までの時短要請は継続します。

さらに、酒類の飲食店などへの持ち込み禁止を要請します。

無観客での開催を要請してきたイベントについては、人数の上限を5000人かつ収容人数の半分までとしたうえで、午後9時までの開催とすることを要請します。

会議で井戸知事は「県民の皆さんに医療の崩壊を防ぐ対策に協力してほしいというメッセージをしっかり送るため対策を打ち出したい」と述べました。

「聖火リレー」は公道で実施せず

今月下旬に兵庫県内で行われる東京オリンピックの聖火リレーについて、井戸知事は、緊急事態宣言の延長を受け、公道で実施せず、県内2か所の会場の敷地で行う考えを示しました。

東京オリンピックの聖火リレーは、兵庫県内では今月23日と24日の2日間、14の市で実施される予定でした。

しかし、緊急事態宣言が今月31日まで延長されたことを受けて、井戸知事は7日の記者会見で「オリンピック組織委員会は緊急事態宣言下については『公道はいかがか』ということなので見直したい」と述べ、公道でのリレーは中止する考えを示しました。

一方、聖火を歓迎する式典が行われる姫路市の姫路城と、丹波篠山市の篠山城跡の2か所で、代替イベントを行う方向で調整する考えを示しました。それぞれの敷地内で、聖火ランナーが1人200メートルずつ走るなどの案を検討するということです。

井戸知事は、「週明けには、最終的な結論の報告があるのではないか。ランナーの方々には、ご参加いただきたい」と述べました。