名古屋 コロナ患者の病床 満床超える 医師「ギリギリの状況」

緊急事態宣言が出された愛知県では、新型コロナウイルスの患者が入院できる病床は名古屋では満床を超えていて、患者の入院先を調整する医師は「これ以上患者が増えると、入院が必要な人も入院できなくなるなど、まさにギリギリの状況だ」と訴えています。

愛知県内で患者数が最も多い名古屋市では、26の医療機関が新型コロナウイルスの患者の入院を受け入れていますが、6日の時点で、受け入れ可能とされる275床を超えて311人が入院していて、各病院では緊急に病床を増やすなどの対応をしています。

7日も、市の担当職員たちは入院先を探す対応に追われ、重症化した患者を大学病院に転院させたり、自宅で療養中に症状が悪化した患者を搬送する救急車を手配したりしていました。

愛知県の医療体制緊急確保チームの北川喜己統括官によりますと、名古屋市以外でも新型コロナウイルスの患者用の病床はほぼ埋まっていて、ギリギリの状態が続いているということです。

そのうえで北川統括官は「これ以上患者が増えると入院が必要な人も入院できなくなったり、救急医療や一般の医療にも影響が出てしまう。県民の皆さんにはギリギリの状況であることを理解し、一人一人が感染しないような行動をしてもらいたい」と訴えています。