東京都は、7日午後7時半から幹部が集まって「対策本部会議」を開き、都として緊急事態宣言の延長期間中にとる措置を正式に決定します。
そのあと、午後8時から小池知事が臨時記者会見を開き、措置の詳しい内容を説明し、協力を呼びかけることにしています。
緊急事態宣言延長 東京都小池知事「緩めず対策しっかりとる」
緊急事態宣言が今月31日まで延長されることについて、東京都の小池知事は記者会見で「特に変異ウイルスの感染力が強いだけに、今、抑え込む必要がある」と述べ、対策を緩めるのではなく、引き続きしっかりとっていく考えを示しました。
この中で小池知事は、緊急事態宣言が延長されることについて「5月31日までの間に抑え込みを続け、特に変異ウイルスの感染力が強いだけに、今、抑え込む必要がある。とにかく今は、緩めるのではなく、引き続きコロナ対策をしっかりとっていく」と述べました。
そのうえで、酒を提供する飲食店や大型商業施設への休業要請など今の対策について「知見も重ね、ポイントになるところに協力いただいてきた結果、人の流れを抑え込んでいる。その点をまさに勘案しながら、効果のある方法を求めていくことが必要ではないか」と述べました。
また、休業要請の中でも大型商業施設への要請は継続するかどうか質問されたのに対し「今、そこを検討しているところだ」と述べました。
さらに、小池知事は「『また延長か』と言う人たちもいると思う。今回また延長をお願いすることになるのは心苦しいが、ここは共に進んでいこう。宣言の延長は5月31日までだが、もしよい結果が出ていれば、前に倒すことも可能だ思う」と述べました。