警察と麻薬組織の銃撃戦で25人死亡 ブラジル

南米ブラジルのリオデジャネイロで、警察と麻薬組織のメンバーとの間で銃撃戦が起き、警察官1人を含む25人が死亡しました。

現地の警察によりますと、6日早朝、リオデジャネイロで、およそ200人の警察官が麻薬組織の拠点を摘発しようとしたところ、激しい銃撃戦となり、25人が死亡しました。

このうち1人は警察官で、24人は組織のメンバーとみられるということです。

警察は、現場から拳銃16丁をはじめ自動小銃や手投げ弾などの武器を押収しました。

現場はリオデジャネイロの貧困地区にあり、警察は新型コロナウイルスの感染が拡大した去年から、裁判所の命令に基づいて犯罪組織に対する摘発作戦を原則停止していました。

しかし警察は6日の記者会見で、今回は、麻薬組織が10代の子どもたちをメンバーに引き入れて、麻薬の密売に加え窃盗や通行人の襲撃など犯罪行為をさせているという情報があったため、逮捕状を取ったうえで実行したと説明しています。

ロイター通信は、警察による摘発でこれだけ多数の死者が出たのは16年前の2005年以来だと報じています。