大阪 重症患者用の「病床運用率」 2日続けて100%超

大阪府内のすぐに入院できる病床の数と、それがどれだけ埋まっているかを示す「病床運用率」のうち、重症患者用の運用率は2日続けて100%を超える状態が続いています。

6日の時点で、実際に運用されている重症患者用の病床は364床、患者が370人で、「病床運用率」が101.6%となりました。

これはコロナ患者用ではなかった病床で、急きょ重症の患者を受け入れた医療機関があったためだと大阪府は説明しています。

これとは別に、重症患者1人を滋賀県の医療機関で受け入れているほか、69人が、大阪府の要請に基づいて、軽症・中等症の患者用の病床で治療を受けており、重症患者の数は全体で440人となっています。

また、軽症・中等症の患者用の病床は、実際に運用されている病床が2148床、患者が1717人で、運用率は79.9%です。

無症状の人などが療養するために利用するホテルなどの宿泊療養施設の部屋は、実際に運用されている部屋が3475室、宿泊療養者が1676人で、運用率は48.2%となっています。