ワクチン 高齢者対象に2回目の接種始まる 大阪 松原

高齢者を対象にした新型コロナワクチンの2回目の接種が、大阪 松原市で6日から始まりました。

松原市では府内で最も早く先月12日から自宅で暮らす高齢者への集団接種を行っていて、6日から2回目のワクチン接種が始まりました。

2回目のワクチンは、1回目の接種からおよそ3週間後に受けることになっていて、会場の受け付けでは、市の担当者が高齢者が持参した接種券をチェックして前回の記録を確かめていました。

市によりますと、これまでにおよそ810人が1回目の接種を受け、6日は、このうちおよそ40人が2回目の接種を受けたということです。

松原市では今月17日から、かかりつけ医などで受けられる「個別接種」も始める予定で、6月末までに市内の高齢者3万6000人への接種を終えたいとしています。

2回目の接種を終えた80歳の女性は「早く接種できてほんとうにうれしいです。痛みはありませんでした。コロナの影響で楽しみにしていたボランティア活動が中止になり、人と会う機会が少なくなっているので、早く人とふれあえるようになってほしいです」と話していました。

松原市健康部の大宅孝参事は「ワクチンの効果が出るのは、接種から1週間程度かかるため注意してほしい。ワクチンを打ってもマスクの着用など、感染対策は続けてほしい」と話していました。