中国からゴムボートで台湾に密航 相次ぐ 中国人の身柄確保

中国からゴムボートで海を渡って不法に台湾に上陸した男が見つかる事件が相次ぎ、台湾当局は、それぞれの動機や背後関係などを詳しく調べることにしています。

台湾の沿岸警備を担当する海巡署は、中国大陸に近い金門島の海岸で4日、不法に上陸した中国人の男の身柄を確保しました。

男は数キロ離れた中国 福建省の島から手こぎのゴムボートで海を渡ったと話しているということです。

台湾では先月30日にも中部、台中の港で不法に上陸した中国人の男が見つかり、住民の通報を受けた警察などが身柄を確保しています。

この男は、およそ200キロ離れた福建省からエンジン付きのゴムボートで台湾海峡を渡ったと供述しているということですが、台湾海軍の幹部は、男が準備していた燃料の量から判断すると、福建省から直接来た可能性は低いという見方を示しています。

この1週間に中国人がゴムボートで台湾に密航した事件が2件明らかになり、このうち台中の事件は警戒にあたっている軍や海巡署が見つけず上陸を許しており、邱国正国防部長は「落ち度があったのは確かだ」と述べています。

台湾当局は、2人の男の動機や背後関係などを詳しく調べることにしています。