楽天 コンリー投手との契約を解除 コロナ禍で来日せず

プロ野球の楽天は、新型コロナウイルスの影響で来日が遅れていたアダム・コンリー投手との契約を双方合意のうえ、解除したと発表しました。
コンリー投手は「このコロナ禍に日本でプレーするのは最適なタイミングではないと決断した」とコメントしています。

コンリー投手は、アメリカ出身の30歳。

大リーグのマーリンズでイチローさんとともにプレーした長身の左ピッチャーで、大リーグで200試合近い登板経験があります。

楽天は、手薄だった左のリリーフを補強しようとコンリー投手と今シーズンの契約を結びましたが、新型コロナの影響で、希望していた家族同伴での来日のめどが立たず、アメリカで自主トレーニングを続けていたということです。

コンリー投手は球団を通じ「楽天でプレーできることを楽しみにしていたが、日本の状況がさらに悪化しているのを見て、残念ながらこのコロナ禍に日本でプレーするのは最適なタイミングではないと決断した。チームにとってすばらしいシーズンであることを祈る」とコメントを寄せています。