河野規制改革相 自民に協力求める ワクチン接種で

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、自民党の各派閥の事務総長が集まる会合に出席し、党の所属議員を通じて、各自治体での接種状況を把握し、課題があれば政府に伝えるよう協力を求めました。

自民党本部で開かれた、各派閥の事務総長の会合には、河野規制改革担当大臣が出席しました。

この中で河野大臣は、高齢者へのワクチン接種について、菅総理大臣が7月末までを念頭に終えられるよう取り組む考えを示していることを踏まえ、党の所属議員を通じて、各自治体での接種状況を把握し、人手不足や移動手段などの課題があれば、政府に伝えるよう協力を求めました。

これを受けて、各派閥は情報収集を進め、今月21日にも再び事務総長の会合を開いて、課題などをとりまとめることになりました。

会合のあと、麻生派の事務総長を務める棚橋・元科学技術担当大臣は記者団に対し「与党としてもワクチン接種を支援し、市区町村や医師会の苦労をフォローしていきたい」と述べました。