フランス ナポレオン死去から200年 マクロン大統領が功績評価

フランスの皇帝ナポレオンが死去してから200年になるのに合わせて、マクロン大統領は軍事的な指導力などを評価する演説をし、専門家からは新型コロナウイルスの影響で国力の低下を懸念する人が増える中、国民の自信を取り戻すねらいがあったと指摘する声も聞かれます。

フランス革命の混乱の中、クーデターを起こして皇帝に即位したナポレオンは一時、ヨーロッパ大陸のほとんどを支配下に置きましたが、ワーテルローの戦いに敗れて大西洋の島に幽閉され、1821年5月5日に亡くなりました。

死去から200年に合わせて5日、マクロン大統領はパリ市内で演説し「ナポレオンの残した戦術、法律や建築物は、今も受け継がれている。ナポレオンは今も私たちの一部だ」と述べ、軍事的な指導力や民法典を制定したことなどを評価しました。

フランスでナポレオンの評価は分かれていますが、今回マクロン大統領が功績を強調する演説を行った理由について、専門家からは新型コロナウイルスの影響で国力の低下を懸念する人が増える中、国民の自信を取り戻すねらいがあったと指摘する声も聞かれます。