大リーグ マリナーズ 球場でファンにワクチン接種 予約不要で

大リーグ、マリナーズは球場に訪れたファンが新型コロナウイルスのワクチンを予約なしで接種できる取り組みを大リーグで初めて行いました。

菊池雄星投手が所属するマリナーズは、シアトルにある本拠地球場を訪れた18歳以上のファンが予約なしで新型コロナのワクチンを接種できる取り組みを始めました。

アメリカではNBA=アメリカプロバスケットボールで同様の取り組みがすでに始まっていますが、大リーグでは初めてです。

用意されたのは接種が1回で済むジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンと接種が2回必要なモデルナ社のワクチンの2種類で、訪れたファンは球場のレフトポール近くに設置された会場でワクチンを選んで接種を受けていました。

接種を終えると体調の経過観察の間は選手が練習するグラウンドを見ながら過ごすことができ、ワクチンを接種したファンは「今まで予約を取れなかったが、球場でできると聞いて来た。とても簡単だった」などと話していました。

球団によりますとワクチンは1日当たりおよそ600回分を用意しているということで、今後も今シーズンの本拠地での試合では取り組みを続けることにしています。