G7外相会合 最終日迎え新型コロナ対策などで意見交換

イギリスのロンドンで、およそ2年ぶりに対面で開催されているG7=主要7か国の外相会合は、最終日の3日目を迎えました。

会合では、議長国のイギリスがゲストとして招待した韓国、オーストラリア、インド、南アフリカ、それにASEAN=東南アジア諸国連合のことしの議長国ブルネイの外相も加わり、新型コロナウイルス対策や気候変動など国際社会の喫緊の課題をめぐって意見が交わされています。

このうち、新型コロナウイルス対策では各国の感染状況やこれまでに得られた経験や知見を共有するとともに、ワクチンの円滑な供給や途上国への公平な分配に向けた協力を確認するものとみられます。

また、気候変動をめぐっては、先月の「気候変動サミット」で各国の目標や取り組み状況が示されたことを踏まえ、いずれもイギリスで開かれる来月のG7サミット=主要7か国首脳会議やことし11月の地球温暖化対策の国連の会議、COP26に向けた連携の在り方を協議するものとみられます。

外相会合は、日本時間の6日未明まで行われ、議論の成果を盛り込んだ共同声明が発表される見通しです。

ゲスト参加のインド外相はオンライン出席に

イギリスで開かれているG7=主要7か国の外相会合で、ゲストとして参加しているインドの代表団2人が新型コロナウイルスの検査で陽性が確認されました。

これを受けてインドの外相は、最終日の会合への対面での参加を見送り、オンラインで出席することになりました。

複数の関係者によりますと、ロンドンで開かれているG7の外相会合で、ゲストとして参加しているインドの代表団2人が、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認されたということです。

インドのジャイシャンカル外相は日本時間の5日午後5時ごろツイッターに「昨夜、新型コロナウイルスに陽性反応を示した可能性のある人たちとの接触が明らかになった。ほかの参加者への配慮からオンラインで職務にあたることを決めた。きょうのG7の会合でもそうする」と投稿し、最終日の会合には対面で参加せずオンラインで出席すると明らかにしました。

イギリス外務省の関係者は「ジャイシャンカル外相が対面での会合に参加できないのは非常に残念だが、オンラインでは参加する」とコメントしています。

イギリス政府は、外相会合の期間中、出席者に毎日、検査するよう求めているほか、マスクの着用や十分な距離をあけることなど感染対策を徹底しています。