ひとり親の家庭に地元食材で作った料理をプレゼント 神戸

「こどもの日」の5日、新型コロナで生活に大きな影響を受けているひとり親の家庭を支援しようと、神戸市の居酒屋がクラウドファンディングで集めた資金をもとに地元の食材などで作った料理を無料でプレゼントしました。

料理を提供したのは神戸市中央区の居酒屋「味範家」の店主、三原範也さんで、クラウドファンディングで集めた資金28万円で食材を用意しました。

新型コロナで生活に大きな影響を受けているひとり親家庭の子どもたちに楽しいひとときを過ごしてほしいと企画しました。

5日は兵庫県淡路島産の牛のホホ肉を使った煮込みや六甲山系の地下水を使ったおぼろ豆腐の揚げ出しなど、地元の食材を中心に6種類が準備されました。

料理の支援は3日から行われていて、三原さんは事前に申し込みをした合わせて15世帯分に料理をプレゼントすることにしています。

受け取った神戸市の30代の女性は「3人の子育てをしているのでありがたいです。夜はパーティーをしようと思います」と話していました。

三原さんは「お母さんやお父さんの家事の負担を減らして、少しでも子どもと一緒に食事を楽しんでほしいです。今後も子どもとの食卓の時間が増える取り組みを続けたいです」と話していました。