兵庫県 新型コロナ 13人死亡 新たに331人感染確認

兵庫県は5日、県内で331人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。兵庫県内の感染者は、合わせて3万3591人となりました。

また兵庫県は新型コロナウイルスに感染していた13人の死亡が確認されたと発表しました。県内で1日に発表された死者の数としては5月1日の発表と並んで2番目に多くなりました。兵庫県内で感染して亡くなった人は721人となりました。

尼崎市で「入院待ち」の高齢者2人が死亡

尼崎市では、自宅や高齢者施設でそれぞれ入院を待ちながら治療を続けていた80代の女性2人が亡くなりました。

尼崎市によりますと市内に住む80代の女性は先月24日に感染が確認され、市側が入院先を調整しようとしたものの病床に空きがなかったため、家族がいる自宅で治療を続けることになりました。

医師が往診して酸素や薬の投与を行っていましたが、4日、亡くなったということです。

また、別の80代の女性は、4月30日に感染が確認されたあと入居する市内の高齢者施設で医師が酸素や薬の投与などの治療を続けて入院を待っていましたが、4日、亡くなったということです。

このほか、兵庫県明石市は市内の自宅で療養していた80代の男性が亡くなったと発表しました。

男性は先月19日に感染が確認され、症状が軽かったため入院の必要は無いと判断され、自宅で療養していましたが、4日になって容体が急変し、家族が救急要請したものの、自宅で死亡が確認されたということです。