メキシコ地下鉄車両 落下事故 24人死亡 高架構造など調査へ

メキシコで地下鉄の高架が崩れ車両ごと落下した事故で、現地の当局はこれまでに24人の死亡が確認されたことを明らかにし、高架の構造や管理体制に問題がなかったか調査する方針です。

メキシコの首都メキシコシティーで3日、地下鉄の地上部分の高架が崩れて下を走る道路に車両ごと落下しました。

アメリカのメディアなどが伝えた現場の監視カメラのものとみられる映像では、多くの車が行き交う道路に巨大な橋桁が真ん中から崩れ落ち、地下鉄の車両が火花を散らしながら落下する様子が確認できます。

一夜明けた4日、市の担当者が会見し、この事故でこれまでに24人の死亡が確認され、79人がけがをしたと明らかにしました。

事故が起きた路線については、去年6月にメキシコ南部で起きた地震のあと点検が行われたものの、異常は報告されなかったと説明しました。

そのうえで、今後、高架の構造や管理体制に問題がなかったか、外国企業の協力も得ながら調査する方針を示しました。

事故を受けてメキシコのロペスオブラドール大統領は「国民にはすべての真実を知る権利がある」と述べ、原因の究明を徹底して進めるよう指示しました。

事故が起きたのは、メキシコシティーに12ある地下鉄のうち2012年に開通した最も新しい路線で、郊外に住む人たちの通勤の足などとして利用され、市によりますと、1日の利用者数は40万人以上に上ります。