アクセス集中で中断のワクチン接種受け付け きょう再開 横浜

アクセスが集中したため中断していた横浜市の新型コロナウイルスのワクチン接種の受け付けは、5日から再開しました。市によりますと、アクセスが集中しつながりにくくなったものの、問題は起きていないとしています。

横浜市は、3日、高齢者を対象にしたワクチンの集団接種の受け付けを始めましたが、専用のサイトにアクセスが集中したため中断しました。

市によりますと、80歳以上のおよそ34万人を対象に受け付けを始めたところ、想定のおよそ2倍に当たる1分間に200万回のアクセスがあり、処理しきれなかったということです。

このため新たに別のサーバーを設置して処理できる件数を増やしたうえで、5日午前9時からインターネットと電話で受け付けを再開しました。

市によりますと、専用のサイトも予約センターの電話もアクセスが集中してつながりにくくなったものの、問題は起きていないとしています。

今回、予約を受け付けるのは7万5000人分で、市によりますと午後5時現在、およそ6万8000人の予約が入り、枠が埋まりしだい締め切るということです。

次回は5月10日に改めて受け付けを行うとしています。

横浜市は「今後、段階的に接種規模を拡大していくので、あわてずに予約してほしい」と呼びかけています。