飛び込みW杯 女子板飛び込み 五輪代表内定の三上6位 榎本8位

東京オリンピックの最終予選とテスト大会をかねた飛び込みのワールドカップ、女子板飛び込みで三上紗也可選手が6位、榎本遼香選手は8位でした。

飛び込みのワールドカップは、オリンピック会場となる東京 江東区の東京アクアティクスセンターで5月1日開幕し、日本を含む46か国の選手が参加しています。

大会4日目の4日は男女合わせて3種目が行われ、このうち女子板飛び込みの決勝に日本からは三上選手と榎本選手が出場しました。

このうちおととしの世界選手権の結果で東京オリンピック代表に内定している三上選手は、決勝最後の5本目の演技で前に踏み切って2回半回転しながら2回ひねる大技「5154B」に挑みました。

この演技は入水が乱れて59.50でしたが、5本の合計で307.20をマークし6位でした。

三上選手は、東京オリンピックでのメダル獲得を目指し取り組んでいる技「5154B」に挑戦しました。

オリンピックの1年延期をプラスと受け止め、体のキレを増すために食事の管理をこれまで以上に徹底し、体重を3キロほど減らすなどしながら練習に取り組んできました。

大会前にはしっかり入水を決めることができるようになっていて「自信があった」ということでしたが、本番を前に極度の緊張から呼吸ができなくなる状況になり、入水が乱れました。

三上選手は「ワールドカップの決勝の舞台でこの技を披露できたことはすごく良い経験だった。板の先端にしっかり入ることができなかったので入水が乱れてしまった。メンタルが課題だと思うので、これからもっと練習をして精度を上げたい」と話しました。

三上選手を指導する安田千万樹コーチも「メダルを意識してしまい過度に緊張していたが、その中での演技にしてはいい内容だった。5154Bにチャレンジして6位に入賞できたのは大きな成果だ。オリンピックでも決勝に残ればこの技を使いたい」と話していました。
3日の準決勝で6位に入り、新たに東京オリンピック代表に内定した榎本選手は、前半の3本で持ち味のダイナミックな演技を見せて得点を伸ばし、暫定4位につけました。

4本目の前向きに飛んで後ろに2回半回転する「305B」で入水が乱れましたが、5本の演技の合計で299.10をマークし8位でした。

榎本選手は「目標としていた300点台を取ることがこんなに難しいとは思わなかったが、自分のミスは明確なので、そこをクリアできれば310点台も狙える。自分の演技が国際大会でどう評価されるかわかって、収穫の多い大会だった」と振り返りました。

代表に内定したオリンピックに向けては「見せ方や演技にもっとメリハリをつけたい。入水のこまやかさも意識できれば点数が出ると思う。本番までに気をつけて練習したい」と話しました。