兵庫県 新型コロナ 死者の2人は自宅や施設で入院待機中

兵庫県内で4日、死亡が確認されたと発表された新型コロナウイルスの患者4人のうち、2人は自宅や施設で治療を受けながら入院を待っていたということです。

兵庫県によりますと、このうち1人は県内の自宅で入院を待っていた80歳以上の女性だということです。

女性は4月26日に感染が確認され、複数の基礎疾患があり、医師が自宅で酸素や薬の投与を行うなど治療を続けながら、家族の希望で入院を待っていましたが、2日死亡したということです。

もう1人は西宮市内の高齢者施設に入居している90代の男性で、3日、施設で死亡したということです。

市によりますと、男性は4月28日に感染が確認され、医師の治療を受けながら施設で入院を待っていたということです。

この施設では男性も含めて入居者と職員の合わせて21人が感染していて、先月下旬にも別の入居者1人が入院を待ちながら死亡したということです。

兵庫県では、新型コロナウイルスの患者が急増し、入院先を自宅などで待つ中、死亡する人が相次いでいます。

兵庫県感染症等対策室の山下輝夫室長は4日の記者会見で「県内では災害級の非常事態が起きている。県民の一人一人が望む治療をスムーズに受けられる状態ではなくなっている。医療が届かないことがないよう取り組んでいるが、患者が減らないかぎりこの状態は改善しない」と述べ、感染者を減らすためにも感染対策を徹底するよう強く呼びかけました。