イスラエル トランスジェンダーのサッカー審判 公表後初の試合

性的マイノリティーへの理解促進が課題となっている中、イスラエルのサッカー界ではトランスジェンダーであることを公表した審判が、公表後初めてピッチに立ちました。

心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表したのは、イスラエルのサッカーリーグで審判を務めるサピール・ベルマンさん(26)です。

ベルマンさんはこれまで男性として審判を務めてきましたが、先月27日、サッカー協会と共に記者会見し、今後は女性として審判を続けていくことを明らかにしました。

ベルマンさんは3日、北部の都市ハイファで行われた試合で、公表後初めて主審としてピッチに立ち、現地メディアは「歴史を作った」などと伝えています。

サッカー界でトランスジェンダーであることを公表したケースは世界的にも少なく、イスラエルのサッカー協会は全面的なサポートを表明しているほか、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟も、ツイッターで「サッカーの持つ包摂の精神を表している」などと歓迎しています。

性的マイノリティーへの理解促進が課題となっている中、ベルマンさんは会見で「自分の性をどう認識しているかにかかわらず、社会がよい方向に進み、多くの人が暮らしやすくなってほしい」と話していました。