米国務長官 北朝鮮の非核化に向けた米朝協議再開に期待示す

アメリカが対北朝鮮政策の見直しを終えたことを受けて、ブリンケン国務長官は、非核化に向けた米朝の協議の再開に期待を示す一方、その行方は「北朝鮮次第だ」と述べ、北朝鮮の出方を見極める考えを表明しました。

イギリスを訪れているアメリカのブリンケン国務長官は3日、記者会見しました。

この中でバイデン政権が見直しを終えた対北朝鮮政策について「朝鮮半島の完全な非核化という目標を達成するためにどうすれば効果的な政策がとれるのかを検証した。われわれの政策は調整された現実的なアプローチであり、北朝鮮との外交を模索するものだ」と述べ、外交を通じて非核化の実現を目指す方針を改めて示しました。

そのうえで「北朝鮮がこの機会を外交的に関与するために利用し非核化に向けて前進する方法があるかどうかを検討することを期待している」と述べ、途絶えたままとなっている非核化に向けた米朝の協議の再開に期待を示しました。

一方でブリンケン長官は「今後、数日から数か月の間に北朝鮮が実際に何をするのかを見守りたい。われわれは外交を中心とする明確な政策を持っているが、それに関与するかどうかは北朝鮮次第だ」と述べ、北朝鮮の出方を見極める考えを表明しました。

北朝鮮情勢をめぐっては、バイデン大統領が先月の施政方針を示す演説で核開発を非難したことに対し、北朝鮮側は強く反発していて、非核化の協議の行方は不透明なままです。