英外相 中国の海洋進出や人権問題などへ懸念示す

イギリスのラーブ外相はNHKの単独インタビューに応じ、中国について、海洋進出や人権問題などへの懸念を示し「国際社会の主要なメンバーとして責任を果たす必要がある」と指摘しました。

G7=主要7か国の外相会合が3日、イギリスのロンドンで開幕するのを前に議長国イギリスのラーブ外相がNHKの単独インタビューに応じました。

この中で、ラーブ外相は「国際的な外交を対面で行うのは非常に重要なことだ。感染対策には十分気をつけている」と述べ、2年ぶりに行われる対面での会合の意義を強調しました。

そして、中国との関係について、気候変動の分野など建設的な対話ができる分野があると述べる一方で「経済的な利益や、国際的なルールに基づいたシステムを守ること、海洋におけるルールや人権など、中国に対してわれわれの立場をはっきり示すべき分野もある」と述べ、中国の海洋進出や新疆ウイグル自治区における人権問題などに懸念を示しました。

そのうえで「中国は国際社会の主要なメンバーとして責任を果たす必要がある」と指摘し、G7の会合でも意見を交わしていく考えを強調しました。

また、日本については「自由貿易協定の締結や、安全保障面での協力なども進み自然なパートナーだ」と述べ、イギリスが関与を強めるインド太平洋地域で関係を深めていくことに期待を示しました。