愛知 知事リコール署名 事務局長 書き写し認識“準備行為”

愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けた署名簿の一部が、広告関連会社を通じて集められたアルバイトなどによって偽造された疑いがある問題で、署名活動をした団体の事務局長がNHKの取材に対し、署名の書き写し行為について当時から知っていたことを明らかにしたうえで「書き写された人の家をあとで訪ね、正式な署名をしてもらうための準備行為ととらえていた」と主張しました。

愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けて提出されたおよそ43万5000人分の署名のうち83%が有効と認められず、愛知県警察本部は大量の署名が偽造された疑いがあるとして地方自治法違反の疑いで捜査を進めています。

署名簿の一部をめぐっては去年10月、広告関連会社を通じて集められたアルバイトが、名前や住所が書かれた名簿を署名用紙に書き写したことがわかっていますが、署名活動を行った団体「愛知100万人リコールの会」の田中孝博事務局長がNHKの取材に対し「予定どおり署名が集まらず広告関連会社に署名収集を依頼した」と話しました。

また、田中事務局長は署名の書き写しについてこれまで「一切知らなかった」などとしていましたが、アルバイトによる署名の書き写し行為について当時から知っていたことを明かしました。

そのうえで「書き写された人の家をあとで訪ね、正式な署名をしてもらうための準備行為ととらえていた」と主張しました。