「佐久バルーンフェスティバル」 無観客で2年ぶりに開催 長野

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で去年中止となった長野県佐久市の大型連休恒例のイベント「佐久バルーンフェスティバル」がことしは2年ぶりに無観客で行われました。

「佐久バルーンフェスティバル」は佐久市の千曲川沿いの広場を会場に毎年大型連休に行われています。

去年は新型コロナの感染拡大の影響で中止になりましたが、ことしは感染対策として会場の駐車場を閉鎖し、観客を入れない形で2年ぶりに開かれました。

初日の3日は国内から集まった33チームが参加して朝6時すぎから競技が行われ、参加者たちはガスバーナーを使って気球の中の空気を暖め、次々と大空に飛び立っていきました。

大会期間中、佐久市や地元の熱気球の愛好家などでつくる組織委員会は、会場に来ることができない人たちにSNSなどで競技の様子を配信することにしています。
佐久市観光協会の井上隆会長は「会場に来なくても朝、空を見上げれば飛んでいる様子を見ることができます。佐久市の皆さんに熱気球を見て明るい気持ちになってもらいたいです」と話しています。

「佐久バルーンフェスティバル」は5日まで開かれています。