ミャンマー デモ隊に軍や警察が発砲 少なくとも6人死亡

ミャンマーでは2日、クーデターに抗議するデモが全国的に呼びかけられ、これに対し軍や警察がデモ隊に発砲して少なくとも6人が死亡し、参加者らが次々と拘束されるなど弾圧が再び強まっています。

ミャンマーではクーデターの発生から3か月がたち、2日は全国的な抗議活動がインターネットなどを通じて呼びかけられました。

最大都市ヤンゴンでは、中心部から住宅地に至るまで軍や警察が人員を配置して頻繁にパトロールを行い、私服の当局者らも監視にあたっているとみられます。

こうした監視をかいくぐろうと、デモ行進は通行人のふりなどをして集まった人たちが、何の前触れもなくとおりを占拠して抗議の声を上げ、そのあと直ちに解散する方法で行われました。

しかし地元メディアは、デモの参加者らが次々に拘束されていると伝えているほか、NHKの取材班もヤンゴン市内で6人の若い男女が警察官に囲まれ連行されていくのを目撃しました。

さらに、北西部のザガイン管区や東部のシャン州などでは、デモ隊に治安部隊が発砲し、少なくとも6人が死亡したと、地元メディアが伝えています。

ASEAN=東南アジア諸国連合は先月24日、ミャンマー軍のトップミン・アウン・フライン司令官も出席した首脳級会議で、暴力を即時に停止することで合意したと発表しましたが、軍や警察は抗議活動に対する弾圧を再び強めていて、事態の悪化が懸念されています。