新型コロナ 13都府県 感染状況示す5指標の状況(1日時点)

政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標として「医療のひっ迫具合」「療養者数」「PCR検査の陽性率」「新規感染者数」「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。

このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。

内閣官房のまとめによりますと、3回目の緊急事態宣言で25日から対象となった東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4都府県と、「まん延防止等重点措置」が適用されている7県、それに、ことし緊急事態宣言が出された岐阜県と福岡県の合わせて13都府県の1日時点のデータでは東京と西日本のいくつもの自治体で、最も深刻な「ステージ4」になる項目が多くなっています。

なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。

1-1 医療ひっ迫 使用率

まず医療のひっ迫具合です。病床使用率はステージ3が20%以上、ステージ4は50%以上が目安です。

病床全体の使用率は
▽東京都で33%
▽埼玉県で43%
▽千葉県で28%
▽神奈川県で26%
▽愛知県で44%
▽岐阜県で40%
▽大阪府で86%
▽兵庫県で79%
▽京都府で61%
▽福岡県で53%
▽宮城県で26%
▽沖縄県で77%
▽愛媛県で41%です。

1-2 医療ひっ迫 入院率

入院率はステージ3が40%以下、ステージ4が25%以下が目安です。

入院率は
▽東京都で30%
▽埼玉県は適用外(文末参照)
▽千葉県は適用外
▽神奈川県は適用外
▽愛知県は適用外
▽岐阜県で60%
▽大阪府で10%
▽兵庫県で15%
▽京都府で20%
▽福岡県は適用外
▽宮城県は適用外
▽沖縄県で36%
▽愛媛県は適用外です。

1-3 医療ひっ迫 重症者

重症者の病床使用率はステージ3が20%以上、ステージ4は50%以上が目安です。

重症者用の病床使用率は
▽東京都で33%
▽埼玉県で20%
▽千葉県で10%
▽神奈川県で22%
▽愛知県で26%
▽岐阜県で7%
▽大阪府で95%
▽兵庫県で78%
▽京都府で37%
▽福岡県で25%
▽宮城県で17%
▽沖縄県で70%
▽愛媛県で36%です。

2 療養者数

続いて療養者数は、人口10万人当たりステージ3が20人以上、ステージ4は30人以上が目安です。

▽東京都で49人
▽埼玉県で31人
▽千葉県で20人
▽神奈川県で21人
▽愛知県で41人
▽岐阜県で25人
▽大阪府で224人
▽兵庫県で88人
▽京都府で56人
▽福岡県で58人
▽宮城県で18人
▽沖縄県で79人
▽愛媛県で27人です。

3 検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。ステージ3が5%以上、ステージ4が10%以上が目安です。

▽東京都で7.3%
▽埼玉県で4.5%
▽千葉県で5.3%
▽神奈川県で6.7%
▽愛知県で6.0%
▽岐阜県で5.9%
▽大阪府で7.6%
▽兵庫県で15.1%
▽京都府で9.8%
▽福岡県で7.7%
▽宮城県で4.5%
▽沖縄県で6.0%
▽愛媛県で4.8%となっています。

4 新規感染者数

人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者はステージ3が15人以上、ステージ4は25人以上が目安です。

▽東京都で40人
▽埼玉県で19人
▽千葉県で15人
▽神奈川県で18人
▽愛知県で28人
▽岐阜県で19人
▽大阪府で90人
▽兵庫県で60人
▽京都府で36人
▽福岡県で40人
▽宮城県で8人
▽沖縄県で34人
▽愛媛県で14人となっています。

5 感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▽東京都で58%
▽埼玉県で45%
▽千葉県で54%
▽神奈川県で52%
▽愛知県で48%
▽岐阜県で42%
▽大阪府で63%
▽兵庫県で48%
▽京都府で46%
▽福岡県は数値が公表されていません。
▽宮城県で36%
▽沖縄県で56%
▽愛媛県で24%でした。

指標として新たに採用された「入院率」はすべての療養者に占める入院できている人の割合です。

新型コロナウイルスの患者が増加すると本来は入院する必要があるのに入院できずに自宅や施設で療養する人が増えることから、「入院率」は数値が低いほど、受け入れることができない患者が増えている、つまり医療がひっ迫している可能性があることになります。

ただ、政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は以下の場合には適用されないとしています。

▽療養者数が、人口10万人当たり10人未満の場合。
▽新規陽性者数のうち入院が必要な人が、発生届の翌日までに入院できている場合です。

こうした自治体については、ステージの判断は行われません。