高齢者施設での面会 車中からオンラインで コロナ対策 和歌山

新型コロナウイルスの感染防止のため、高齢者施設では入所者と家族との面会を制限しているところもある中、和歌山県紀の川市の高齢者施設では大型連休もタブレット端末を使ってオンラインで家族と面会する姿が見られました。

紀の川市の高齢者施設「白水園」ではおよそ150人の高齢者が生活していて、新型コロナウイルスの感染対策のため施設内での面会を中止し、タブレット端末を使ったオンラインでの面会を行っています。

大型連休の2日、和歌山県内に住む宮本季久司さん(67)と和明さん(63)の兄弟は施設に入居する母トミエさん(92)のもとを訪れました。

2人は、施設が用意したタブレット端末を使って駐車場に止めた車の中からトミエさんと会話し、体調や差し入れてほしいものを尋ねていました。

また、母の日を前に、施設を通してフラワーアレンジメントを贈り、トミエさんは「ありがとう。枕元に飾るからね」と喜んでいました。
面会の最後にトミエさんは施設の人と一緒に玄関付近まで来て、自動ドアを挟んで離れた距離から一目、互いの姿を見たあと、宮本さん兄弟は「また来るよ」と声をかけ15分ほどの面会を終えていました。
次男の和明さんは「コロナ前は部屋に行って、顔を見ながら背中をさすったりしていました。1日でも早くコロナが収束し部屋で会いたいです」と話していました。

高齢者施設の阪田美和さんは「1週間会わないと状態が変わる方もいるので、オンラインの形でも面会を維持していきたい」と話していました。