米 ディズニー テーマパーク1年ぶり再開 経済正常化へ動き続く

新型コロナウイルスの感染拡大で休園していた、アメリカ・カリフォルニア州にあるウォルト・ディズニーのテーマパークがおよそ1年ぶりに営業を再開し、ワクチン接種の広がりを背景に、経済活動の正常化に向けた動きが続いています。

西部カリフォルニア州にあるディズニーランド・パークと隣接するディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは、新型ウイルスの感染拡大で去年3月から休園してきました。

しかし、ワクチン接種の広がりを背景に州政府の規制が緩和されたことから30日、およそ1年ぶりに営業を再開しました。

訪れた女性の1人は「長い間休園が続いたので、きょうは夢のようです。また来られてうれしい」と話していました。

テーマパークでは感染対策として、入園者を当面州内の住民に限定したうえでマスクの着用を義務づけているほか、多くの人が集まるのを避けるため、パレードは行わないということです。

カリフォルニア州では先月、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドなど、ほかのテーマパークも営業を再開していて、感染対策を取りながら経済活動の正常化に向けた動きが続いています。