宮城県で震度5強 津波なし 宮城で5強は3月以来

1日午前、宮城県沖を震源とする地震があり、宮城県の各地で震度5強の揺れを観測しました。この地震による津波はありませんでした。

気象庁によりますと、1日午前10時27分ごろ、宮城県沖の深さ51キロを震源とするマグニチュード6.8の地震があり、震度5強の揺れを宮城県の石巻市と大崎市、それに涌谷町で観測しました。

また、震度5弱の揺れを、
宮城県の
▽仙台市宮城野区、
▽仙台市泉区、
▽気仙沼市、
▽岩沼市、
▽登米市、
▽栗原市、
▽東松島市、
▽蔵王町、
▽川崎町、
▽美里町、
▽女川町、
▽南三陸町、

福島県の
▽相馬市、
▽南相馬市、
▽国見町、

岩手県の
▽一関市、
▽釜石市、

青森県の
▽階上町で観測しました。

このほか、震度4から1の揺れを東北や北海道、関東甲信越、東海、それに近畿の各地で観測しました。

この地震による津波はありませんでした。

気象庁は、「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意してほしい。今後1週間程度は、最大震度5強程度の揺れを起こす地震に注意してほしい」と呼びかけています。

宮城で震度5強は3月以来

宮城県で震度5強の揺れを観測したのは、ことし3月20日に宮城県沖で起きたマグニチュード6.9の地震以来です。

このときは、震度5強の揺れをいずれも宮城県の仙台市宮城野区や石巻市、岩沼市、登米市などで観測しました。

また、東北地方では、2月13日にも福島県沖でマグニチュード7.3の地震が起き、最大で震度6強の揺れを福島県や宮城県で観測しています。

NHK仙台局 30秒近く下から突き上げるような揺れ

仙台市青葉区にあるNHK仙台放送局の建物は免震構造ですが、4階のフロアで30秒近く下から突き上げるような揺れを感じました。

天井から下がっているプレートが揺れましたが、見える範囲では棚から物が落ちることはありませんでした。

宮城 大崎市役所「強い横揺れと縦揺れを30秒ほど」

震度5強の揺れを観測した宮城県大崎市の市役所の警備員の男性は「強い横揺れと縦揺れをそれぞれ30秒ほど感じた。物が落ちたりすることはなかったが机の上の物がしきりにガタガタと動いた」と話していました。

また、大崎市内の特別養護老人ホームの職員はNHKの取材に対して「窓が割れるなどの被害はありませんでしたが地震の直後施設内のエレベーターが一時停止しました。利用者のお年寄りたちはテレビを見るなどしていた時でけがなどはありませんが、地震の揺れで不安な様子だったので職員が声をかけて対応しています」と話していました。

大崎市内のスーパーマーケットの従業員はNHKの取材に対して「強い横揺れを1分ほど感じ、棚の商品が数個ほど落ちたりしました。店内にいたお客様の中には揺れが続いたためその場でうずくまったりする方もいらっしゃいました」と話していました。

大崎市にある書店の店長は「揺れは数十秒続き長く感じました。建物に被害はありませんが、店内の本が棚から10冊ほど落ちてきました。少し前にも
大きな地震があったばかりなのでとても不安です」と話していました。

震度5強 宮城 石巻では

宮城県石巻市南中里にあるコンビニエンスストアの女性従業員は、NHKの取材に対して「地震の揺れでビンが割れるなど店内がごちゃごちゃになってしまった状態です。片づけなどに追われていて大変な状況です」と話していました。

宮城県石巻市の「ホテルルートイン石巻中央」の女性従業員によりますと、大きな横揺れが1分ほど続いたということですが、物が落ちるようなことはなかったということです。

館内のエレベーターが緊急停止しているということですが、宿泊客については1人ずつ部屋を訪ねて安全確認を行い、けが人などはいないということです。

宮城 涌谷町の宿泊施設 けが人なし

震度5強の揺れを観測した宮城県涌谷町にある宿泊施設の経営者の男性は「大きな縦揺れが数十秒間続いたように感じたが、棚などから物が落ちるようなことはありませんでした。宿泊施設には自分のほかに従業員が2人いましたが、けがなどはありません」と話していました。