経営不振のオンキヨー ホームAV事業をシャープなどに売却協議

経営不振に陥り、上場廃止となる見込みのオーディオメーカー、オンキヨーは、スピーカーやアンプなど主力の「ホームAV事業」を、シャープなどに売却する方向で協議を進めていることを明らかにしました。

大阪に本社があるオンキヨーは、経営不振に陥っていて、ことし3月期の業績見通しで債務超過を解消できず、東京証券取引所の基準に基づき、ことし7月末に上場廃止となる見込みだと発表しています。

30日、会社はグループ全体の売り上げのおよそ半分を占めるスピーカーやアンプなどを扱うホームAV事業について、売却する方向で協議を進めていることを明らかにしました。

協議を行っているのは、シャープと、アメリカのオーディオ製造・販売を手がけるVOXXの2社で、「ONKYO」のブランドは残す方向だということです。

今後、売却額や条件について詰めの協議を行い、来月20日までに2社と正式に契約を締結したいとしています。

オンキヨーは、シャープとはマレーシアで工場を共同で運営するなど協力関係にあります。

会社としては、事業売却のあと、他社のパソコンやテレビ向けのスピーカーのOEM生産に注力していく考えです。