ラグビー リコー 選手9人 新型コロナ陽性 選手ら全員自宅待機

ラグビートップリーグでプレーオフトーナメントの準々決勝進出を決めているリコーは、新型コロナウイルスの検査で27日までに選手9人が陽性と判定されたと発表しました。リコーは、9人を含めた選手やスタッフ全員を自宅待機にしたということです。

ラグビートップリーグのリコーによりますと26日、選手、スタッフ全員を対象にPCR検査を実施したところ、27日までに、選手9人が陽性判定を受けたということです。

26日の朝に選手数人が微熱などの症状を訴えていたということで、チームは検査の結果が出る前に活動を休止し、9人の陽性判定が出たあとは、選手・スタッフ全員を自宅待機にしたということです。

現在は、保健所の指示に従って濃厚接触者の特定を行っているということです。

リコーは、今月24日のトップリーグのプレーオフトーナメント2回戦で東芝に勝ち、来月9日の準々決勝では大分県の昭和電工ドーム大分でサントリーと対戦する予定になっています。

日本ラグビー協会は、この試合の開催については濃厚接触者の有無など、保健所の調査結果などに基づいて判断するとしています。

リコーは「ご心配をおかけすることになり、心よりおわび申し上げます。今後も保健所の指導をいただきながら、これまで取り組んできた感染拡大防止対策をより一層強化、徹底してまいります」とのコメントを発表しました。