日立製作所 日立金属を日米の投資ファンドに約3800億円で売却

大手電機メーカーの日立製作所は、グループの中核企業、日立金属を投資ファンドにおよそ3800億円で売却すると発表しました。厳しい業績が続く子会社を売却することで、今後、需要が見込まれるITやデジタル技術の事業などに投資を集中させる方針です。

発表によりますと、日立製作所は、子会社の大手金属メーカー日立金属の株式の53%余りを、アメリカの投資ファンド、ベインキャピタルと日本の投資ファンドの日本産業パートナーズ、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズに、およそ3820億円で売却します。

日立金属はグループの中核企業の1つで、自動車や産業用の機械に使われる部品などを製造していますが、新型コロナウイルスの影響などで売り上げが大きく落ち込み、昨年度の決算は最終的な損益が2年連続の赤字となっています。

日立製作所としては売却によって、需要が見込まれるITやデジタル技術の事業などに投資を集中させる方針です。

一方、日立金属は投資ファンドのもとで事業の立て直しを進めることになります。