埼玉県 新型コロナ 5人死亡 新たに224人感染確認

埼玉県内では28日、新たに224人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表されました。

内訳は、埼玉県の発表が138人、さいたま市が48人、川口市が16人、越谷市が14人、川越市が8人となっています。

これで、県内で感染が発表されたのは合わせて3万7397人となりました。

また、埼玉県と川口市は、新型コロナウイルスに感染した5人が死亡したと発表し、これで県内で感染が確認され、死亡したのは745人となりました。

変異ウイルス 325人感染

埼玉県は28日、10歳未満から90代以上の男女325人が変異した新型コロナウイルスに感染していたことを新たに確認したと発表しました。

県は陽性が確認された1432人のうち、44.1%にあたる631人について、今月19日から25日にかけて変異ウイルスのPCR検査を行いました。

その結果、51.5%にあたる325人が変異ウイルスに感染していることが確認されたということです。

325人のうち、70代の男性1人が重症で、多くは軽症か症状がないということです。

年代別では、
▽20代が73人と最も多く、
次いで、
▽40代が53人、
▽30代が49人、
▽50代が44人などとなっています。

変異ウイルスへの感染が確認された人は、前の週の発表に比べておよそ2倍と、2週連続で2倍のペースで増えているほか、陽性率も前の週より17.5ポイント高くなっていて、県は変異ウイルスの感染が拡大している可能性が高いとしています。

また、2件の感染者の集団=クラスターが新たに確認され、濃厚接触者の特定や感染経路などを詳しく調べています。

県は「従来株から半分は置き換わっていて、さらに置き換わる可能性は高い。県内全域に広がりつつあるのではないか」としています。

埼玉県内で変異ウイルスへの感染が確認されたのはこれで648人になりました。