作曲家 菊池俊輔さん死去 アニメや特撮音楽数多く手がける

「ドラえもん」や「仮面ライダー」など、昭和のアニメや特撮の音楽を数多く手がけた巨匠として知られる作曲家の菊池俊輔さんが、今月24日、誤えん性肺炎のため、東京都内の療養施設で亡くなりました。89歳でした。

「こんなこといいな」の歌いだしの あの主題歌も

菊池さんは、昭和6年に青森県弘前市で生まれ、日本大学芸術学部で作曲を学んだあと、昭和36年に映画音楽の作曲家としてデビューしました。

その後、テレビに活躍の幅を広げ、アニメ「タイガーマスク」や「ゲッターロボ」、「Dr.スランプ アラレちゃん」、特撮の「仮面ライダー」シリーズ、それに「暴れん坊将軍」などの時代劇まで、さまざまな作品の主題歌やBGMを作曲して昭和のテレビを彩ってきました。

代表作となった「ドラえもん」の音楽では、「こんなこといいな」や「あたまテカテカ」の歌いだしで知られる主題歌のほか、「おれはジャイアンさまだ!」などの挿入歌も手がけました。

「ドラゴンボール」シリーズのBGMなど、海外のファンから親しまれた作品も多く、JASRAC=日本音楽著作権協会が毎年発表している日本の楽曲の海外での著作権使用料のランキングでは、これまで9回、1位になっています。

こうした功績で、平成27年には、日本レコード大賞の功労賞を受賞しています。

また、平成29年には作曲活動55周年を記念したコンサートが東京で開かれ、多くのファンが詰めかけました。

菊池さんは近年、病気療養のため作曲活動を休んでいましたが、JASRACによりますと、今月24日、誤えん性肺炎のため東京都内の療養施設で亡くなりました。

89歳でした。