自衛隊が設置や運営行う東京の大規模接種会場 防衛副大臣視察

新型コロナウイルスワクチンの大規模な接種会場に使われる東京 大手町の合同庁舎を中山防衛副大臣が視察しました。中山副大臣は5月下旬に会場を設けられるよう準備を急ぐ考えを示しました。

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、政府は、東京と大阪に大規模な接種会場を設けることにしていて、東京では、来月24日の開設に向けて自衛隊が設置と運営にあたることになりました。

このため中山防衛副大臣は28日、東京の会場となる、東京 大手町の合同庁舎を視察しました。

中山副大臣は、ワクチンの保管や実際の接種などに使われる部屋を見てまわり、訪れた人が接種を受けるまでの流れなどについて説明を受けていました。

中山副大臣は、記者団に「円滑に接種を行ったうえで、3密を避けられるよう徹底したい。防衛省・自衛隊で責任を持って前に進めていきたい」と述べました。

防衛省・自衛隊では今後、部屋の改装など、準備を急ぐことにしています。