米IT大手2社 決算 クラウド事業が好調 いずれも業績伸ばす

アメリカのIT大手グーグルの持ち株会社とマイクロソフトが、先月までの3か月間の決算を発表し、新型コロナウイルスの影響でインターネットを使ったサービスの需要が高く、クラウド事業が好調だったことなどからいずれも業績を伸ばしました。

グーグルを傘下に置く持ち株会社のアルファベットは27日、ことし1月から先月までの決算を発表し、売り上げは553億1400万ドル、日本円で6兆円余りで前の年の同じ時期と比べて34%増えました。

最終的な利益は179億3000万ドル、日本円で1兆9000億円余りで2倍以上となり大幅な増収増益でした。

また、マイクロソフトの先月までの3か月間の決算は、売り上げが19%増えて日本円で4兆5000億円余り、最終利益も44%増えて1兆6800億円余りでした。

いずれも新型コロナウイルスの影響でインターネットを使ったサービスの需要が高く、クラウド事業が好調だったことなどから業績を伸ばしました。