東京都 変異ウイルス「N501Y」245人感染確認 過去2番目の多さ

東京都内では27日、これまでで2番目に多い245人が感染力が強い「N501Y」の変異がある新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。都内では初めて小学校でのクラスターも確認されていて、変異ウイルスの感染が広がっています。

都によりますと、27日新たに感染が確認されたのは、10歳未満から80代までの男女合わせて242人と、年齢が分かっていない3人の合わせて245人です。

一日に発表される人数としては、これまでで最も多かった今月22日の257人に次いで2番目に多く、変異ウイルスの感染が拡大しています。

245人の年代別は、
10歳未満が6人、
10代が28人、
20代が75人、
30代が52人、
40代が29人、
50代が29人、
60代が9人、
70代が9人、
80代が5人、
わからない人が3人です。

また、245人のうち、感染経路がほぼ特定されているのは28人で「施設内」が13人、「家庭内」が9人「職場内」が2人などとなっています。

このうち施設内では、小学校で児童7人の感染が確認されました。

都内で変異ウイルスによる小学校でのクラスターが確認されたのは初めてです。

これで都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは、合わせて1607人となっています。

このうち死亡したのは2人です。