日中韓 3か国の協力事務局 設立10年で記念フォーラム

日本、中国、韓国の3か国の協力を進めるための国際機関がソウルに設立されてから、ことしで10年となるのを記念したフォーラムが、各国の外交官や有識者らが出席して開かれました。

「日中韓三国協力事務局」は、3か国の政府が結んだ協定に基づいて2011年にソウルに設立された国際機関で、首脳や閣僚による会議や政府間協議、それに民間交流への支援などを行っています。

27日は、設立から10年となるのを記念したフォーラムが、ソウル市内で開かれ、冒頭、韓国に駐在する日本の相星大使は「日中韓協力は、着実な歩みを遂げている。3か国が連携を深めながら世界の脱炭素化を前進させていくことができればと考えている」と述べ、温暖化や高齢化など共通の課題をめぐる協力の進展に期待を示しました。

また、韓国外務省のチェ・ジョンムン(崔鍾文)第2次官は「3か国は、経済規模が世界のGDP=国内総生産の24%を占めており、域内をこえて世界の平和と繁栄をけん引する重要な役割を担うことができる」と述べました。

このあと、有識者らがオンラインを交えて意見を交わし、互いの理解を深めるために若い世代や民間レベルの交流を、さらに進めるべきだという指摘が出ていました。