セメント工場でボイラー爆発 警察と消防が原因調査 埼玉 日高

26日埼玉県日高市のセメント工場で自家発電用のボイラーが爆発した事故で、警察は消防と合同で爆発の原因などを調べています。

26日午後10時ごろ、日高市にある「太平洋セメント埼玉工場」の自家発電用のボイラーが爆発しました。

警察が被害の確認を進めていますが、これまでに隣接するパチンコ店の駐車場に止まっていた車1台と、近くの林が燃えたほか、車およそ20台のガラスが割れるなどの被害が出ました。

太平洋セメントによりますと、当時、従業員10人余りがいたということですが、警察のこれまでの調べで周辺の住民なども含めてけが人はいないということです。

工場によりますと、爆発した自家発電用のボイラーは木くずを加工したチップと石炭が燃料で平成8年から稼働していて、年に2回修繕が行われていました。

事故当時、作業員が別の建物からボイラーを遠隔で管理していたほか定期的にパトロールを行っていましたが、異常があったかどうかなど当時の詳しい状況は分かっていないということです。

周辺の火災は爆発で熱源が飛散したことで起きたとみられ、警察は消防と合同で爆発の原因などを詳しく調べています。

近くにいた人「地震のように揺れた」

爆発が起きた当時、近くのパチンコ店を利用していた男性は「店を出る30秒ほど前に爆発が起き、店内がカタカタと地震のように揺れた。外に出ると煙などで真っ白になっていて、1台の車からは火が出ているのが見えた。自分の車も後ろの部分が壊れていたが、もう少しで自分も危ないところだった」と話していました。

また、近所に住む60代の男性は「サイレンの音を聞いて外を見たら、黒煙が立ち上っていた。こんなに大きな破片が飛んできているとは思わなかったので、とても驚いています」と話していました。