東芝の大株主 経営戦略の見直し求める書簡を公開

東芝の大株主でシンガポールを拠点とする資産運用会社が、東芝に対し、経営戦略の見直しを求める書簡を26日に公開しました。イギリスに本拠を置く投資ファンドが提案していた株式の非公開化を含め、企業価値の向上策を検討するよう促す内容です。

東芝に対しては、イギリスに本拠を置く投資ファンドの「CVCキャピタル・パートナーズ」が株式を買い取って非公開化し、経営のスピードを速めることを提案していました。

これに対し、東芝は4月19日にCVCから買収の検討を中断する内容の書面を受け取ったことを明らかにし、提案を評価することは不可能だとしています。

こうした中、東芝の株式の7%余りを保有する大株主で、シンガポールを拠点とする資産運用会社の「3Dインベストメント・パートナーズ」は、東芝の経営陣に戦略の見直しを求める書簡を送ったことを明らかにしました。

この中では東芝が「資本市場において過小評価され続けている」としたうえで、CVCが一時提案したような株式の非公開化を含め、戦略的な買収提案を広く募集するなど、企業価値の向上策を検討するよう促しています。