衆参3選挙で野党候補が勝利 野党各党の反応は

25日の衆参3つの国政選挙でいずれも野党候補が勝利したことについて、野党各党の反応です。

立民 枝野代表「与野党 1対1の対決構図作ること重要」

立憲民主党の枝野代表は東京都内で記者団に対し「時代錯誤の金権腐敗政治をいいかげんにしてほしいという有権者の思いや、政府の感染症対策に『しっかりと喝を入れろ』という気持ちの表れだ」と述べました。

そのうえで「政権・与党と野党が1対1で対決する構図を作ることが重要だと今回の選挙でも明らかになった。互いに理解し合いながら最大限の努力をし、取り組みを加速していきたい」と述べ、次の衆議院選挙に向けて野党の選挙協力の協議を加速させたいという考えを示しました。

共産 小池書記局長「次の衆院選 さらに選挙協力を」

共産党の小池書記局長は、記者会見で「3つの選挙いずれも野党が勝利したことは極めて重要な成果で、菅政権に対する国民の明確な審判が下った。野党が候補者を一本化して臨んだ効果は絶大だったと受け止めており、次の衆議院選挙ではさらに選挙協力を前に進める必要がある。政策的な一致など議論すべき課題はたくさんあり、急いで野党間の協議を進めていきたい」と述べました。