女性のIT人材育成へ アプリ使ったビジネスアイデア競う選考会

女性のIT人材不足の解消などを目指し、女子中高生がスマートフォンのアプリを使ったビジネスのアイデアを競う催しが25日開かれ、日本への移住を希望する外国人の支援アプリなどが紹介されました。

日本では国の調査で、2030年にIT人材が最大で79万人不足するおそれがあるとされ、なかでも女性のIT人材の育成が課題となっています。

こうした中、IT分野のジェンダーギャップ解消を目指す団体や企業が25日、身近な社会問題の解決に向けて、アプリを使ったビジネスモデルのアイデアを競うコンテストをオンライン形式で開きました。

現役のエンジニアなどから指導を受けた女子中高生の23チームがアイデアを競い合い、日本への移住を希望する外国人の支援アプリを発表したチームが優秀賞に選ばれました。

このアプリでは、ビザの申請手続きを簡単に調べることができ、移住後、実用的な日本語のレッスンを受けることもできます。

このほか、共働きの家庭で家事の分担が進まない現状を変えようと、家事をゲーム感覚で楽しめるアプリなども紹介されました。

一般社団法人「Waffle」の田中沙弥果代表理事は、「IT業界の女性の比率は2割程度にとどまり、偏りを是正するにはIT業界で働きたいという学生を増やさなければいけない」と話しています。

出場した女子中高生たちは、8月にアメリカで開かれる世界大会に参加するということです。