ワクチン接種 専用の時間帯設置へ医療機関に協力呼びかけ 政府

新型コロナウイルスのワクチン接種を迅速に進めるため、政府は、医療機関に対し、平日の夜間や休日に接種の専用の時間帯を設けるよう、協力を呼びかけることにしています。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、菅総理大臣は、高齢者向けの接種を、7月末までを念頭に終えられるように取り組む考えを示しています。

これに向けて、政府は、接種を迅速に進めるため、地域の診療所などに対し、平日の夜間や休日を利用して、ワクチン接種の専用の時間帯を設けるよう協力を呼びかけることにしています。

厚生労働省は「医療機関が休日に対応する場合の人件費をどう賄うか検討する必要がある」と話していて、協力に応じた診療所などへの財政的な支援も含め必要な対応を検討する方針です。