ジャパンパラ大会 女子走り幅跳び義足のクラス 兎澤朋美が優勝

東京パラリンピックを目指す陸上のトップ選手が集まる「ジャパンパラ大会」の女子走り幅跳び、義足のクラスで代表に内定している兎澤朋美選手が4メートル56センチを跳び、自身が持つアジア記録を更新して優勝しました。

兎澤選手は、茨城県出身の22歳。

小学5年生のときに骨肉腫という病気で左足を失い、東京パラリンピックの開催決定をきっかけに、義足のクラスで本格的に陸上を始めました。

初めて出場したおととしの世界選手権で銅メダルを獲得し、すでに東京パラリンピックの代表に内定しています。

25日は、高松市で開かれたパラ陸上の「ジャパンパラ大会」で女子走り幅跳び、義足のクラスに出場しました。

兎澤選手は向かい風のなか、1回目の跳躍からみずからが持つアジア記録を12センチ、更新する4メートル56センチをマークしました。

その後の跳躍でも、アジア記録に並ぶ4メートル44センチをマークするなど安定したジャンプをみせて優勝、東京パラリンピックでメダル獲得をねらう若手が順調な仕上がりをみせました。

兎澤「最高の状態で本番を迎えたい」

女子走り幅跳びの義足のクラスで自身が持つアジア記録を更新した兎澤朋美選手は「向かい風でも自己ベストを更新でき、追い風であればもっと記録を伸ばせたと思うのでよかった。冬に強化した走りの部分でスピードを改善できたことが記録を残せた要因だと思う」と話しました。

そのうえで、「競技を始めたきっかけは東京パラリンピック出場だったので開催されることを願いつつ、皆さんにたくさん応援されるよう、できるかぎりの準備をして最高の状態で本番を迎えたい」と意気込みを示しました。