京都の神社仏閣 緊急事態宣言で拝観時間の短縮などの対応

緊急事態宣言が出され、京都の神社仏閣も拝観時間の短縮などの対応を取っています。
このうち、世界遺産の仁和寺では僧侶が境内に案内を張り出し、参拝者に時間の変更を知らせていました。

京都市右京区の仁和寺は、緊急事態宣言が出されたことを受けて25日朝、僧侶たちが参拝者に拝観時間の短縮などを知らせる案内を境内に張り出しました。

仁和寺は25日から来月11日まで、「御殿」の拝観の開始を午前9時から午前10時に、終了を午後5時から午後4時にそれぞれ変更します。

また、寺に伝わる宝物を展示する霊宝館は閉館します。

仁和寺の大石隆淳執行は「境内は広々としているので、安全に過ごしてもらえると思い時間短縮としました。早く皆様が安心して過ごせるようになることを願っています」と話していました。

ほかにも、京都の寺や神社の中には、拝観時間の短縮などの対応を取っているところがある一方、これまでどおりとしているところもあります。

また、法要や神事の受付時間の変更などを検討しているところもあり、寺や神社は、拝観や参拝の際には最新の情報を確認してほしいとしています。