プロ野球 セ・リーグ 緊急事態宣言中の5試合延期を発表

プロ野球・セ・リーグは、緊急事態宣言が出たことを受けて対象地域で予定していた17試合のうち5試合を宣言期間の終了後に延期すると発表しました。

4都府県に25日から来月11日まで緊急事態宣言が出たことを受け、プロ野球は27日から対象地域の試合を無観客で開催します。

セ・パ両リーグは、一部の試合について宣言期間の終了後に延期することを検討していましたが、セ・リーグが25日、17試合のうち5試合を延期すると発表しました。

このうち、ヤクルトは神宮球場で行う7試合のうち、今月29日の巨人戦、来月3日の阪神戦、来月11日の広島戦の3試合を延期し、広島戦は来月13日に振り替えます。

また巨人は、東京ドームで行う6試合のうち、来月2日の中日戦と、来月8日のヤクルト戦の2試合を延期し、このうち中日戦を7月8日に振り替えます。

阪神は今シーズン、これまで甲子園球場で2試合が雨で中止となったため、宣言期間中の試合を延期した場合日程の編成が厳しくなるとして、甲子園球場での4試合を当初の日程通り行うということです。

一方、パ・リーグはオリックスが京セラドーム大阪で6試合、日本ハムが東京ドームで1試合を予定していますが、日程を変更するか引き続き検討しているということです。