3回目の緊急事態宣言 デパートなどで休業 東京 銀座では

東京など4都府県を対象にした緊急事態宣言の期間に入り、東京 銀座のデパートも大型の商業施設が休業を要請されたことを受けて、25日から食料品売り場などを除いて休業しています。

今回の緊急事態宣言では、床面積の合計が1000平方メートルを超えるデパートや商業施設に対し、生活必需品の売り場を除き休業が要請されています。

これを受けて、東京 銀座のデパートも食料品や化粧品などの売り場を除いて25日から休業し、店頭の貼り紙で休業を知らせています。

このうち、松屋銀座も多くの売り場が休業し、営業を続ける食料品や化粧品などの売り場も営業時間を午前11時から午後7時までに短縮しています。
地下の食料品売り場では午前11時に営業が始まると、訪れた客が野菜や魚などの生鮮食品を買い求めていました。

訪れた女性客の1人は、「オリンピックもあり、感染者を減らすためには休業もしかたなかったのかなと思います。近くに住んでいるので、食料品売り場が営業しているのは助かります」と話していました。

松屋の河野新平販売促進部長は「本来なら大型連休もあり、洋服の需要も高まる時期なので、休業は苦渋の決断だった。生活必需品の営業は行い、顧客のニーズに応えていきたい」と話していました。