大阪 緊急事態宣言受け25日から一部の売り場除きデパート休業

緊急事態宣言を受けて大阪府内のデパートは25日から食料品など生活必需品の売り場を除き、休業します。各店舗では24日の閉店後に休業や営業時間の変更を知らせる紙を貼り出していました。

大阪 梅田にある「阪急うめだ本店」は午後8時の営業終了にともないシャッターが下ろされ、店の入り口には多くのフロアが25日から休業になることを知らせる紙が貼られていました。

また、大阪 ミナミにある「大丸心斎橋店」でも、閉店後、25日から食料品や化粧品などの売り場を除いて当面、休業することを知らせる紙を担当者が貼っていました。

大丸心斎橋店は去年の1回目の緊急事態宣言のときは食料品売り場を大型連休明けから平日のみ再開したものの、ほとんどのフロアを2か月近く休業したことで、売り上げが大きく落ち込みました。

大丸松坂屋百貨店は「厳しい要請内容ではあるが、感染拡大を防止する観点から、要請に沿った対応を取った」とコメントしています。

大阪 堺市の23歳の女性は「買い物できる場所が少なくなってしまうのは困る。これから大型連休になるのでどう過ごそうか迷う」と話していました。

また、京都市右京区の50歳の女性は「感染がおさまらないので、休業要請はしかたないと思う。この内容でおさまらなければ、さらに踏み込んだ対応になってもいいと思う」と話していました。