デパートなど大型商業施設 緊急事態宣言の対応に追われる

東京など4都府県に25日、緊急事態宣言が出されるのを前に、休業要請の対象となるデパートなど大型の商業施設は対応に追われています。

このうち、東京 池袋の東武百貨店池袋本店は、25日から地下の食品売り場の営業時間を午前10時から午後7時までに短縮し、それ以外の売り場は一部を除いて休業することを決めました。

デパートでは午前中、従業員が営業態勢の変更を知らせる掲示を店頭に貼り出しました。また、リビング用品の売り場では、従業員が商品の取置きをしている客に電話で連絡をして、25日以降、売り場が休業となることを伝えるなど対応に追われていました。

東武百貨店の本村早苗広報課長は「かなり多くのお客様から問い合わせもいただいており、準備や対応を進めている。あすからも食品フロアは営業を続けるので、検温や消毒などの安全対策を徹底し、安心して利用してもらえる環境を作りたい」と話していました。