東京都 都内の約半数の高齢者が2回接種できるワクチン量確保

新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチンについて、東京都は都内のおよそ半数の高齢者が2回接種できるだけの量を確保したと発表しました。

東京都は、新たに来月10日の週と17日の週に都内の区市町村に配られる高齢者向けのワクチンとして、2064箱を確保したと発表しました。

これにより、これまでに配られたワクチンも含めて都内の高齢者およそ311万人の48%にあたるおよそ149万人が2回接種できるだけの量のワクチンが確保されたことになります。

今回、新たに配布される2064箱を区市町村別にみると、最も多いのが大田区の150箱で、次いで世田谷区が137箱、町田市が125箱、練馬区が119箱、杉並区が113箱などとなっています。

高齢者向けのワクチンをめぐっては、区市町村に再来週までに配られる量に差が出ていることが指摘されていましたが、東京都は今回新たに決まったワクチンの配布によって各区市町村が必要とした量のワクチンは確保できたとしています。